【新唐人2015年09月03日ニュース】
3日に行われる大規模パレードのため、北京のセキュリティーは最高レベルの警戒態勢に突入しています。病院の休診、フライトの停止、地下鉄の運行停止、車両の通行制限、商店の臨時休業など様々な制限が敷かれています。当局が民衆の生活を圧迫しているという不満の声があちこちから聞こえてきます。
政府メディアによると、パレード当日、天安門周辺の病院は休診になります。
北京首都国際空港と北京南苑空港は12時から15時のパレード期間中全便運休します。また、9月1日午後2時から9月4日午前8時まで、長距離バスターミナルはサービス業務を休止。各主要地下鉄駅のセキュリティーチェックには武装警官と検査員2人が増員されます。
9月2日12時から3日のパレード終了まで、王府井(ワンフージン)、東単(トンタン)、西単(シータン)などの大型ショッピングエリアは臨時休業。天安門の観光スポットも一時封鎖されます。
北京東城区 田さん
「天安門広場に行くにも、金水橋に行くにも、セキュリティーチェックを通り、そこに身分証明書を置いて行く必要があります。このあたりは戒厳令が敷かれています。家は天安門東側の胡堂にありますが、広場の方からは入れません。広場周辺の小道はすべて封鎖されています。」
北京西城区に住む徐(じょ)さんは、パレードは市民生活を圧迫し、税金の無駄使いだと批判しているが、耐えるしかないとこぼしています。
北京西城区 徐さん
「大柵欄から天橋まで、ここから陶然亭まで、さらに三環まで全ての商店が休業です。経営者も不満を漏らし、業者も腹を立てていますが、耐えるしかないです。」
警察は、北京市の一部ホテルに対して安全検査台の設置を要求し、宿泊客の荷物検査を行っています。東城区全域及びメイン通りの長安街付近のガソリンスタンドは9月3日には一斉に「改装休業」になります。
北京市民 張さん
「2日と3日市内では、給油できません。戒厳令が敷かれるから5号環状道路の給油所も、数時間休業するみたいです。」
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/08/31/a1220808.html(中国語)
(翻訳/赤平 ナレーター/佐藤 映像編集/李)